領事館からのお知らせ(件名:報復テロに対する警戒態勢<注意喚起>)

在留邦人の皆様へ

                       2012年11月27日

                   在バンガロール出張駐在官事務所

                   

件名:報復テロに対する警戒態勢<注意喚起>

 

本27日付,当地各紙によれば,昨日,カルナタカ州政府アショーカ内務大臣は,インド国内でのテロリストへの死刑執行に対する国際テロ組織タリバンの報復テロ旨宣言を受け,カルナタカ州内の主要都市,特にバンガロール市で警戒態勢を強化しているとのことです。

インド国内では,本年に入ってからでも,デリー市内でイスラエル大使館員の車両爆破テロ事件(2月)やプネ市内で爆破テロ事件等(8月)が発生しています。バンガロール市内では,2010年にクリケット競技場で17人が負傷する小規模の爆弾事件が発生して以降,テロ事件は発生していないものの,本年8月には,カルナタカ州警察が若者11人をテロ組織との関連容疑で逮捕しています。

 過去に発生したテロの特徴としては,①多くは金曜(イスラムの礼拝日)及び土日の夕刻に発生,②人が混雑する寺院,マーケットで発生,③日本人を直接ターゲットとしたものでない等があります。

 かかる状況に鑑み,皆様におかれましては,上記時間帯には混雑する場所への外出をなるべく避けると共に,報道等を通じて最新情報入手に努めるなど,身の回りの安全には十分に注意を払って下さい。

 

                                

(以上)                                  

報復テロに対する警戒態勢<注意喚起>
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